「シェーバー・ビジネスモデル」はいずれ反発をもたらす

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髭剃り用の替え刃が残り少ないことと、シェーバーが古くなっていることに気づいたので、いっそのこと新しいシェーバーと替え刃を数セット、まとめてアマゾンで注文しようとしました。

 

でも同じメーカーでもシェーバーも替え刃もあまりに種類が多くて、しかもシェーバーと替え刃の組み合わせがどこにも(アマゾンだけでなくメーカーのHPにも)ちゃんと書いてなくて(1:nなのか、n:mなのかがそもそも分からない)、結局分からず仕舞いでした。

 

仕方ないのでエイヤで注文しましたが、無駄になるのも嫌なので、あまり替え刃の本数が多いのは避けることとしました。メーカーとしては機会損失を引き起こしている訳です。この2大メーカーは世界的な規模のはずなのに、もしかするとあまり賢くないようです。

 

その絡みで気づいたというか、気になったのが、シェーバー本体が安くて替え刃が割高になっている、いわゆる「シェーバー・ビジネスモデル」が極端にまでなっていることです。

 

ユーザーのコメントにもいくつか目立っていましたが、シェーバー本体に数枚の替え刃が付いた「トライアル・セット」が一番割安なことから、替え刃だけを追加で買う代わりに「トライアル・セット」を何度も追加買いする人が少なくないようです。こういう人たちが多数派とは思いませんが、明らかに逆インセンティブが働き、環境にはよくないですね。

 

確かに替え刃が10枚以上のセットは無闇に高く、「本体+数枚のセット」を2つ買うほうが安いというのは何か変です。メーカーの人たちは環境破壊を手助けしていることに罪悪感を覚えないのでしょうか。意識の高い消費者からは反発されるでしょう。是非、考え直して欲しいですね。