弊社の寄付活動

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昨年にも報告しましたが、弊社は(うっかり忘れないように)決算前のこの時期にある程度集中して、寄付活動を行っています(弊社HPの該当ページを参照)。


毎年メインは「子どもの未来への支援」というテーマで行っています。具体的には「しんぐるまざーず・ふぉーらむ」「ぎふハチドリ基金」「BONDプロジェクト」といった子育て支援や若者支援のNPOに対し継続しており、今年は北海道芦別市の『特別支援教育』(いわゆる特殊学級)と大阪・泉佐野市の『子どもの未来応援』の両プロジェクトも追加しました。


今期特有なものとしては次の3つです。


1)イノセンス・プロジェクト・ジャパン:冤罪被害者の救済のためのNPOです。子ども支援でもないし、身内に冤罪被害者がいる訳でもないのですが、どういうものか昔から冤罪事件が気になる質で、税金控除対象外ですが支援します。


2)日本ユニセフ協会の『ウクライナ緊急募金』とUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の『トルコ大地震被災者支援活動』:被災者支援としてはこの2つを選びました。


3)泉佐野市の『子どもの未来応援』:あの泉佐野市が企業版ふるさと納税の制度を徹底研究し、泉佐野の地元食材を提供することで全国の子ども食堂を支援する仕組みを開発したものです。その発想に感銘を受けましたし、市からの直接依頼にも驚き、協力させていただきました。


こうした寄付行為を「ハードルが高い」「偽善っぽく捉えられかねない」と敬遠するビジネスパーソンや経営者がまだ日本には多いことも存じ上げています。でも個人でも法人でも寄付はまったく面倒ではありませんし、肩ひじ張る必要もありません。「偽善だ」などと言う連中のことは気にしなくていいではないですか。国や自治体任せでは自分が重要だと思う処に支援は行き届きません。


何より一番素敵なのは、人助けになることで、普段の仕事や人間関係などで摩耗しがちな自分の心を救えることです。寄付することで自分が「悪い奴じゃない」と自覚できること、他にも同様の寄付をしている「まともな人たち」が世の中に少なくないことを知れることです。


つまり、自分と世の中を肯定することができて前向きになれる、いわば心のマッサージなのです。まだやったことのない人は是非、できる範囲でトライしてください。