我が国での今の話題トップは、箱庭的ですが自民党総裁選ですかね。
面白い現象ですが、オールドメディアの情勢分析では小泉氏優勢、SNSでの盛り上がりでは圧倒的に高市氏優勢、自民党員の動きに詳しい政治評論家など「玄人筋」の評価では林氏を含めた三つ巴と、誰の言うことがホントか分からない状況です。
目を海外に転じると、トランプの仕掛けたガザでの和平案にイスラエルが同意し、もしハマスが応じると、この悲惨な民族浄化の戦闘が少なくとも一旦は停止します。この点は少なくとも希望です(英仏加などのパレスチナ国家承認の動きが圧力になったと見られ、日本も追随すべきだったと個人的には思います)。
しかしそうなると、今月上旬にも発表されるノーベル平和賞をトランプが受賞という可能性が取り沙汰されています。
でも私はどうも腹落ちしません。ちょっと身近な話に例えます。
公園内で我が物顔で大騒ぎしていた悪ガキどもが、普段から彼らに文句を言っていた隣の家にまで押し入って家人に怪我をさせました。
腹を立てたその家の主人は猛犬を放って悪ガキどもを脅したら、その犬は公園にいる他の人にまで片っ端から噛みついて大怪我させています。
でもその主人の男は謝罪どころか「お前らが好き勝手にさせているから悪い」と公言し、その親戚筋の隣の地区長までが「そうだ、もっとやれ」とけし掛けていました。
やがて公園から多くの人が逃げ出した頃になって、その地区長が「もう気が済んだだろう」と矛を収めさせたうえで「皆、わしに感謝すべきだ」と自治体に表彰状をねだっている。
こんな感じです(誰が誰か分かりますよね)。変でしょう?