例年より早めの夏本番が始まっています。そして猛暑も。
先日から始まった某プロジェクトのクライアント本社が小高い丘の先にあり、その途中の坂が少し恨めしくなります。
それにしても、トランプ関税による世界経済の混乱に加え、イスラエルの対イラン攻撃が始まり、そしてそれに乗じての米国参戦には「第5次中東戦争か」と危機感を感じた人も多かったと思います。
でもその軍事衝突が短期間で休戦となり、世界が何事もなかったかのように元に戻った感があることにはもっと驚かされました。原油価格は落ち着きを見せ、世界の株式市場は最高値をうかがっています。
こうなってくると、何がトランプ暴走に歯止めを掛けるのか、米国を中心とする関税交渉ゲームの行方は何がどう落し処となるのか、見通しがほとんど利きません。
追加の「トランプ砲」が飛び出してくる可能性も十分にあり得ますね。波乱の到来を思わせる夏です。