地域づくりの事例はとても参考になる

ビジネスモデル

直近で再び、地方再生・創生・活性化をテーマにした仕事を複数請け負っている。大変だが面白い。

そんな折、NHKで面白い番組を目にした。6月25日(土)に放送された「TVシンポジウム いま“地域づくり”を語り合う」だ。住民たちが地域の課題に向き合い、力を合わせて地域づくりを成し遂げてきた事例をもとに、1人1人の能力を引き出し、誰もが安心して生き生きと暮らせる地域社会をつくっていくにはどうしたらいいかを紹介してくれた。

パネリストは、食の6次産業化に取り組む鹿児島県鹿屋市柳谷集落(通称やねだん)の豊重哲郎さん、小水力発電によるエネルギーの地域自給に取り組む平野彰秀さん、誰もが通えるデイケア施設を運営する富山市の阪井由佳子さん、総務省過疎問題懇談会座長を務める早稲田大学教授の宮口侗廸さん、そして、「FEC自給圏」を提唱している経済評論家の内橋克人さんの5人。
http://www.nhk.or.jp/chiiki/program/160625.html

「FEC自給圏」というのは、Food(食)・Energy(エネルギー)・Care(医療・介護・福祉)をできるだけ地域でまかなうことで自立した地域を目指すものだ。これは非常に正しいポイントをついた発想だと思う。