世界を変えたニッポンの大発明

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このブログでは最近やっていませんでしたが、先日私が観たTV番組で印象深かったものについてお話ししたいと思います。それがNHK BSで放送されたCOOL JAPAN「世界を変えたニッポンの大発明スペシャル」です。

ニッポン人が生み出した発明のなかで、外国人が本当にクールと思っているものは何なのかを、日本在住外国人の投票でトップ10を選んだものです。意外な日本発の品や衝撃の発明がランク入りしました。

10位は使い捨てカイロ、9位は回転ずし、8位は母子手帳(これは少し意外でしたが、誇らしい感じもあり)、7位はカメラ付き携帯電話、と妥当な線が続きました。むしろこれらはもっと上位に入るかと思っていたので、「その上にランクインしているのは何?」というところですね。

それからがちょっと不思議。6位は動物カフェ(こんなに高評価?)、5位は電動アシスト自転車(使い捨てカイロや回転ずしより上?)、4位はなんと「生き甲斐」という概念でした。この辺りになると「それ、発明か?」と突っ込む気分ですよね。でも外国には(一部似たのはあっても)同じ概念はなく、日本好きの外人さんが書いた「IKIGAI」という本が世界的ベストセラーになっているそうです。

さて、ここからがまた面白いです。3位は「うま味」。なるほどそうきたか、という感じですよね。確かに日本人が極めた(苦味、甘味、塩味、酸味に次ぐ)第5の味です。「味の素」も海外で普及しましたものね。そして2位は家庭用ゲーム機、任天堂のファミコンから始まった一連のものです。でも本当は米国のゲーム機のほうが先に発売されていたのですがね。

最後に登場した1位は何と、点字ブロックでした。圧倒的投票数で1位になったそうです。まったく予想していませんでしたが、こうやって選ばれてみると確かに誇らしい気持ちになりますね。ニッポンの発明が実際に世界を変えたわけですから。でも「日本人の優しさの象徴」だとか言われると、「じゃあ駅のエレベータやエスカレータがなかなか施工されなかったのはなぜ?」とつい思ってしまうのですが…。