ある「OB会的な集まり」にて感じたこと

BPM

つい最近、某コンサル会社のOB会的な集まりに行ってきました(でも「OB会」とは呼ばないそうです)。発起したばかりのため第一回の集まりでした。

出身者は随分多いはずですが、急ぎだったので連絡がつく人だけだったのでしょうね。30名ほどでした。顔ぶれは結構ベテランの方が多く、しかも小生は在籍期間が短かったので存じ上げない方のほうが多かったです。名刺交換の際に確かめてみると、随分偉かった方々(名前は何となく覚えているような)が揃っていました。

そのコンサル会社での居心地は必ずしもよいものではなかったですが、それは当時の幹部の方々と小生の考え方や価値観が全くといって合わなかったためです(入社前に見抜けなかったのは不徳の至りです)。今考えれば、「成長」だけを絶対視する、一種のブラック企業的な社風でした。小生自身はその被害に遭う立場ではなかったですが、そうした場面を散見したことで強烈に違和感を覚えたため、入社直後から帰属意識を持つことができませんでした。

でもこうやって出身者の方々とお話してみると、不思議とよい人ばかりのようでした。相対的に若手の方々はどのファームでも性格的に歪んだ人は少ないのですが、幹部クラスになると相当癖のある印象があったのですがね。一体、当時の幹部の人たちとなぜこうも雰囲気が違うのかと考えさせられてしまいました。

まぁ実際、そのファームで実施した限られたプロジェクトで一緒に仕事をした人たちとは本当に仲良くしかも高品質のプロジェクトをデリバリーできたことから考えると、大半の人たちは優秀かつ性格もいい人たちなのです。

それに、小生がそのファームで知り合い、その後も行動を共にした人のように、高い見識を持った人がいることも間違いありません(割合が高いか少ないかという点は分かりませんが)。その人は残念ながら今は亡き人で、この日の集まりではどうしてもその人のことを思い出さずにはおれず、途中で抜け出しました。

先月か先々月にあった別のファーム(こちらは在籍時には無茶苦茶居心地がよかったところです)のOB/OG会には都合が悪くて欠席したのですが、今回はスケジュールをやり繰りして出席した甲斐がありました。呼んでいただいた呼び掛け人の方に感謝します。