「野間口徹」的活躍も一つの手

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野間口徹という男優をご存じでしょうか。名前を記憶していない人でも、この画像を見れば、「あぁ、あの人ね」とすぐに分かるでしょう。

それほど野間口さんは色々なTVドラマに出ずっぱりです。ちょっとだけ調べてみたら、今年になってからの地上波だけで、「ブラッシュアップライフ」「どうする家康」「それってパクリじゃないですか?」「それってパクリじゃないですか?」「ガラパゴス」「彼女たちの犯罪」「風間公親−教場0−」と、まぁ出ること出ること(テレビジョン調べ)。

スカパーでもこの後幾つか予定されていますし、オリコンで調べるとさらに増えます。こりゃあ間違いなく「売れっ子」ですね。2022年、2021年と遡っても、そして映画出演やバラエティ番組なども含めると、すごい出演ラッシュです。

お世辞にもハンサムとは言い難いし(失礼!)、いわゆる「バイプレイヤー」なので、決して目立つ役とは限りません。でも以前は「性格俳優」として犯人役や殺され役・憎まれ役を結構やっていたと記憶していますが、最近は上司や刑事などの鍵となる役や気になってしまう役が結構あります。

そういえば最近はキオクシアのCMにも出ていましたね(キオクシア社は最近になって業績下降しているので、CMが流れる頻度は減っていますが)。バイプレイヤーでCM出演、これって多分、彼の好感度が相当上がってきたことの証明です。あの人気を博した「バイプレイヤーズ」の更新版を作ったら、間違いなく有力な出演候補の一人です。

こうした活躍の仕方は、芸能界では息の長い俳優になれる可能性が高いですよね。2枚目俳優や強烈な個性派俳優であればドラマや芝居で主役を張れるかも知れませんが、ライバルも多く、一時はよくても取って代わられる恐れも常に高いです。

でも「野間口徹」的ポジション(ちょっとぼーっとしているように見えて人が好さそう。アクはないけどしっかりと記憶に残る特徴ある顔立ち)に嵌るライバル役者はそういません。要は、ドラマ制作側としてはアクセントを効かせたいところに思いつく、使い勝手がとてもいい俳優なのです。

これって弊社が唱える『選ばれる理由』(決め手になるユニークな価値)を明確に持っているケースです。他の俳優からすると羨ましいでしょうね。

こういう活躍の仕方というのは、どの業界にもあるはずです。あなたの会社も考えてみませんか?