GAFA分割論の皮肉

2019年12月31日 火曜日
<<米国で論争を巻き起こしている「GAFA分割論」。大統領選に向け、富裕層を叩くことで「私は中間層の味方です」と主張するための政治的な動きだが、一部の投資家にとっては深刻なリスクとみなされている。実現の可能性は限りなく低いが、もし実現したら…?>> 最近の米国での論争源の一人、エリザベス・ウォーレン上院議員は富裕層叩き(本人は「不公平な富の分配が専門領域」としている)...

大手ファームとの協業で分かったこと

2019年12月30日 月曜日
今年もあとわずかで終わります。皆さんにとってはどんな年だったでしょうか。 弊社にとっては例年以上に忙しく、充実した年でした。今年の出来事の一つに、あるクライアント・プロジェクトでの大手コンサルティングファームとの協業というのがありました。名前は伏せますが、世界的な大ファームです。 その中長期戦略プロジェクトの性格上、世界での関係業界各社の動向をなるべく正確に理解する必要があったため、そ...

オフィス労働生産性を向上させるために(7)『働き方改革』の仕上げはICTにて

2019年12月26日 木曜日
(以下、コラム記事を転載しています) **************************************************************************** <<前回の第6弾の記事では、『働き方改革』には3つほどの異なる狙いがあり、自社の課題や取り組み成熟度によって、どれが最も重要視されるべきかが異なることをお伝えした。今回は、『働き方改革』にお...

無断キャンセルを無くすには

2019年12月20日 金曜日
すっかり忘年会シーズンですね。そして昨今の飲食店に関する世の中の話題の一つは“No Show”=無断キャンセルだそうです。 現実には当日キャンセルも飲食店にとってはかなりの痛手ですが、少なくとも当日開店時に分かっていれば、当日の来客をフルに受け入れることができるだけマシです。 しかし無断キャンセルはさらに悪質です。例えば当日7~9時の予約がある客が全然連絡がないまま現れずに結局無断キャ...

就職氷河期世代を救済支援することの合理と懸念

2019年12月16日 月曜日
2019年5月に内閣府で「就職氷河期世代支援プログラム」が発表されました。 これ自体は重要かつ良いことで、むしろ遅きに逸した感があるほどです。小泉政権以来の自民・公明連立政権も民主党政権もほとんど無視してきたし、安倍政権もここまでは気にもしていなかったのではないでしょうか。 でも今回の政策は、就職氷河期世代への救済というよりは国の経済政策の一環として、発表された側面があります。『人手が...

「メルセデスが選ばれる理由」には意外なものもある

2019年12月8日 日曜日
自動車業界の人だけでなく一般の人でも「メルセデスが輸入車No.1である」ことは結構知られているかと思います。その理由は幾つかあります。   理由の一つでよく知られているのは、サプライ(供給)サイドの事情です。   輸入車ディーラートップのヤナセが、(VW本社が日本支社を設立したために)フォルクスワーゲンの独占輸入権を取り上げられた際に、(フォルクスワーゲ...

韓国人客の激減に振り回される地域はどうすべきか

2019年11月27日 水曜日
(以下、コラム記事を転載しています) **************************************************************************** <<訪日韓国人観光客が激減した結果、窮地に陥っている九州各地の観光地。日韓関係が抜本的に改善する見込みが立たない以上、思い切って「脱・韓国人客」に舵を切るべきだ>> 日韓関...

「ブラックフライデー」なる苦肉の策

2019年11月24日 日曜日
いろいろな会社や店から郵送DMや電子メールでのDMが毎日届きますが、この1週間くらいは幾つもの小売業者から「ブラックフライデー・セールス」なる文言でのセールスDMが自宅と自宅のパソコンによく届いていました。あなたの処へも届きませんでしたか?   この「ブラックフライデー」なるもの、あまり日本ではなじみがなかったイベントですよね。   ウィキペディアによる...

顔認証技術の発展と危惧

2019年11月16日 土曜日
国民を熱狂の渦に巻き込んだラグビーW杯の終了からはや2週間。その大会期間中に実は色々な先端技術の試行が行われていました。その代表的なものが「顔認証」技術です。   具体的には、大会関係者と予め登録された取材陣が球技場に「顔パス」で出入りできるシステムが使われていました。このシステムが設置されていたのは会場としては東京スタジアムと横浜国際総合競技場の2か所です。どうやら問題なく...

オフィス労働生産性を向上させるために(6)『働き方改革』は狙いを見定めて

2019年11月6日 水曜日
(以下、コラム記事を転載しています) **************************************************************************** <<「オフィスにおける労働生産性を向上させるために必要なこと」シリーズの第6弾。 『働き方改革』には大きく分けて「効率向上」「ダイバーシティ推進」「創造性開発」の3つの異なる狙いがあり得る...