絶景と露天風呂、そして手抜きの宿

2018年4月18日 水曜日
絶景と野趣を楽しめる山頂のホテルは旧公共の宿。絶好の環境と露天風呂を台無しにする手抜きの数々が気になった。その地は大きな湾が特徴的だ。遠くに半島がぼんやり見え、近くに複数の島が海上に浮かぶ風景を湯舟からも眺められることで人気の、伝統的な観光地だ。しかしバブル崩壊に抗うように進められた開発の一環で、湾のど真ん中の海浜を埋め立てて建設された人工的な大型リゾート施設を皮切りに、リゾートマンションや商業施...

自動運転車と一般車が混在する過渡期における注意点

2018年3月21日 水曜日
自動運転車と一般車(非自動運転車)が混在する過渡期は意外と長く続く。その間、自動運転車によって事故が誘発されるケースもあり得るし、事故処理と保険処理のルールは相当混乱しかねないと、今から注意喚起しておきたい。自動運転が普及した社会の姿はバラ色に描かれることが多い。即ち、「渋滞が解消され、事故がなくなる」「行先に到着してから不要となれば、車を自宅に戻しておくこともできる」「運転に不安のある高齢者でも...

プランニングは役に立たないか

2018年1月24日 水曜日
計画通りに物事が運ぶことなどない。だからプランニング(計画づくり)など無駄だと公言する人たちがいる。そういった人たちは面倒がっている自分を誤魔化しているか、物事を深く考えていないだけだ。「我が社は事業計画を立てない」と公言する会社が注目されたり、「計画は立てないほうが人生はうまくいく」という趣旨の本が注目されたりしている。そのせいか、若い人たちの一部に「計画なんて立てても無駄。だってその通りに物事...

フォーカスしながら新規事業開発を進める

2018年1月10日 水曜日
『フォーカス戦略』と『新規事業』は矛盾すると思っている人が多いが、実はそうではない。しかし単純に本業集中だけやっていればよいと考えるのは『フォーカス戦略』ではないし、漫然と新規事業の企画・開発を進めていると事業のフォーカスが失われるのは間違いない。年末に古い知人と久しぶりに会った時、彼は小生の名刺の裏にある「新規事業に関する戦略コンサルティング」という当社の売り文句を見つけて、「これは日沖さん得意...

顧客接点にこそボトルネックが生じやすい

2017年12月19日 火曜日
企業は激しさを増す競争環境の中で自社の競争優位性や差別化点を精一杯アピールし、何とか顧客の関心をつなぎとめようと工夫している。そのための致命的に重要なポイントになるのが顧客接点だ。しかしそこにこそボトルネックが生じやすい。私事で恐縮だが、師走に入ってしばらくしたある日の昼過ぎ、何の前兆もなく、我が家でビデオを見られなくなった。何度も接続ケーブルを差し直したが効果はない。テレビ単独では見られるし、テ...

ブログ中断の宣言

2017年11月25日 土曜日
思い立って調べてみると、このブログ場所に移ったのが12/06/16つまり2012年6月なので5年半近く。その前の「BPMを考える」から通算すると優に8年を越す。何やかやと続けてきたが、近頃はとみに書き込む時間が物理的に確保できないので、そろそろブログを中断(終了?)する時が来たようだ。これも優先順位の問題だし、ちょうど人生の節目を迎えるにあたってよい機会でもある。拙い文章をたまに覗いて下さった読者...

営業改革を考える (14) むやみに風呂敷を広げない

2017年11月22日 水曜日
会社にとって重要な改革であればあるほど狙い・範囲を欲張らないことが肝要だ。絞った狙いを達成するため、絞ったレバレッジポイントを集中的に攻める。そうすれば改革に参加する人たちが改革ストーリーを理解しやすくなり、賛同・協力はもちろん、実行時に迷わなくなる。中核的な部門をしっかりと改革して、そのノウハウをもって他の部門に成功を広げていくことができる。往々にして営業プロセス改革プロジェクトでは「遠心力」が...

営業改革を考える (13) KPIツリーは本質から考えよ

2017年10月31日 火曜日
他社事例をそのまま真似ること、典型的BSC構造に無理矢理押し込むこと、KGI/KPIからブレイクダウンすること。KPIツリー図一つとっても、本質的でないやり方に走ることになりがちだ。形から入るのではなく、まずは「そもそも何のため」から考えよう。以下は最近の営業プロセス改革プロジェクト(以下、PJTと称する)での出来事だ。***************************************...

日工大MOTコースのサバイバル

2017年10月29日 日曜日
数年前まで数年間、客員教員をしていた日工大の社会人大学院MOTコースで、同窓会および教員OBの集まりがあったので、久々に訪れた。施設環境やプログラムがどんなに変わったか(これらはポジティブな話)も紹介されたが、懇親会の際に教えられた「最近の(社会人)生徒は社長が減りました」というのが一番ショッキングだった。中小企業からの派遣が中心だったので、2代目社長などがそれなりにいることがウリだったはずなのに...

中古品業界の戦いは異次元の場で、しかも面白い

2017年10月26日 木曜日
最近、人づてに聞いて感心し、かつ不思議に思っていたアプリがある。それがスマホを通して簡単に中古品などを出品、売買ができるフリマアプリ、メルカリ。自分では使っていないが、はまっている人はかなりいるらしい。そんなメルカリをフィーチャーしたのが、10月10日放送の「ガイアの夜明け」、シリーズ「激闘 シェア争い!」第2弾「"中古品"の覇者 新たな戦い!」だった。サービス開始からわずか4年で、年間流通額は1...