香港の未来はどこに

2020年7月9日 木曜日
今年5月28日、中国の全国人民代表大会で中華人民共和国香港特別行政区国家安全維持保護法(香港国家安全法)が決定しました。香港返還23周年である7月1日には同法が施行されました(無茶苦茶短期間で試行されており、中国の焦り具合が分かります)。そして8日、中国政府は香港に治安機関「国家安全維持公署」を開設しました。中国大陸から派遣される公安捜査員がここを拠点に、初めて公に香港域内で活動することになったの...

コロナ禍が問う政治家の不作為

2020年7月5日 日曜日
東京都知事選でどうやら小池現職知事が当選だそうです。本来このブログは政治的な発言をする場でもないし、ましてや選挙期間中は遠慮していましたが、投票が終わったので、簡単にコメントしても差し支えないと判断します。 現職が出馬しているのだから信任投票的性格になるのは当然で、今回はそれにコロナ対策の出来不出来を問われているはずです。本や週刊誌で叩かれている小池氏の学歴詐称問題は、確かに不誠実さの露呈で...

アパホテルの勇気ある決断と、それを素直に受け取れない連中

2020年6月28日 日曜日
日本最大規模のホテルチェーン、アパホテルはこの春、政府の要請に応え、新型コロナウイルス感染者のうち軽症や無症状の人の一時的療養先として、自社のホテルを提供しました。受け入れ先となったのは同社の旗艦ホテル「アパホテル&リゾート横浜ベイタワー」や開業前の「アパホテル&リゾート両国駅タワー」を含む、全国9棟のホテルです。 いずれも1棟丸ごとを貸し出すという形で、とても思い切った決断だったと思います...

戦略再構築を求められる観光業

2020年6月21日 日曜日
全国的に県外移動への制約はなくなりました。そしてほとんどの業種・業態の営業自粛が解除されました。飲食店の中でも接待を伴うクラブやスナック、さらにカラオケやライブハウスなども続々と営業再開が始まっています。プロ野球も無観客ながら公式戦が開幕され注目されています。 しかし同時に厳しい「感染防止策」を求められており、業種によってはなかなかシュールな光景も広がっています。 例えばクラブの中には...

再スタートに向かう飲食店や小規模企業、そしてベンチャーたち

2020年6月14日 日曜日
コロナ禍による緊急事態宣言の発令と解除、その中で恐る恐る街に繰り出して自粛期間のうっ憤を晴らそうとする人々と、それを横目で見て「第二波」を心配する人々。一挙に悪化した景気見通しに脅え、国内以上に海外市場の悪化に身構える大企業の経営者たち。目まぐるしく移り変わる事態に皆、振り回されています。その中でも生き残りに懸命なのが、中小・零細の事業者の人々です。 長い自粛期間を何とかサバイバルして店を再...

「無断キャンセル」で飲食店を殺すな

2020年6月3日 水曜日
(以下、コラム記事を転載しています) **************************************************************************** <<「緊急事態宣言終了は早すぎる」という声があるのは承知している。しかし体力に乏しい零細飲食店にはもうぎりぎりのタイミングだったはずだ。何とか生き延びた店にも幾つか大きなハードルが立ちはだか...

緊急事態宣言の解除を受けて今すべきこと

2020年5月31日 日曜日
緊急事態宣言が解除されたことで、警戒モードが一挙に緩んでしまったようです。街中に人通りが随分増えたのは完全自粛から解放されたのだから当然ですが、マスクをしていない人も結構います。「ソーシャルディスタンス」なんて忘れたように前の人にくっついて行列している人も少なくありません。 まるで「感染を恐れる時期はもう済んだ」と勘違いしているようです。 残念ながらこの調子では第二波が来ることはほぼ確...

『9月入学制』への移行私案

2020年5月25日 月曜日
(以下、コラム記事を転載しています) **************************************************************************** 《「『9月入学』を目的化すべきでない」という論者もいる。しかし、日本の学生の海外留学と外国人留学生の受け入れをしやすくし、ひいては日本の若者と教育現場に多様性の価値観をもたらすという大義は正しく、それが...

コロナ検査を拡充するために今できること

2020年5月10日 日曜日
(以下、コラム記事を転載しています) **************************************************************************** 前回のコラム記事で「日本がコロナ検査に消極的なワケ」というのを書いた。世界の感染専門家の意見や感染抑制に成功している国の事例に背を向けたままでは日本は有効な手を打てない。せめて方向転換のきっかけになれば...

後手後手に回る政府の不甲斐なさの一方で、見えてきたポジティブな側面

2020年5月8日 金曜日
ここまでのところ日本は多大な幸運と大部分の良識ある市民の行動に恵まれて感染爆発と医療崩壊には至っておりませんが、いつそうなってもおかしくない瀬戸際にずっとあることは諸々の情報から明らかです。 ではここから日本はどうすべきなのでしょう。日本は自由主義国家なので、中国のような強権的な対策はとれず、彼の国は参考になりませんが、他にも身近にお手本があります。 台湾では水際での封じ込め作戦とIT...