オフィス労働生産性を向上させるために(4)会議に臨む準備をしっかりせよ

2019年9月25日 水曜日
会議に臨むメンバーは「宿題」を果たすのは当たり前、必ず事前にその内容を参加メンバー間でシェアする必要がある。これだけのことで、会議は活性化して会議回数は減る。企画は着実に推進され、結果として会社としての生産性は上がる。 弊社が会議を仕切る場合(といっても弊社が関与する仕事の大半がそうなのだが)、会議に臨む参加者には2つのことを強くお願いしている。 1つは、期限までに「宿題」を果たす...

日本という国家の危ういポジション

2019年9月23日 月曜日
少し前に本欄でお伝えしたように、直近のプロジェクトの一つで某社の全体に関わる経営環境分析を行っています。役員合宿のため、幾つもの未来予測情報(レポートや書籍を含む)を搔き集め、それらを分析して近未来における世界の経済・社会および日本の経済・社会に関する整合的な見方を得ようとしています。 正直かなりしんどい仕事で、休日まで大幅に食い込んでしまっています(この連休も休めるのは一日だけでした)。で...

ヤフーへの売却に見るZOZO創業者の思い

2019年9月14日 土曜日
ヤフー・ジャパンがアパレルEC大手の「ZOZO TOWN」を運営するZOZOを買収(公開買い付け)すること、それに伴い名物経営者であった前澤友作氏が代表取締役を退任することが急遽発表されました。   共同記者会見では前澤氏自らがことの顛末を話し、ZOZOTOWNの経営をヤフーに任せることで再び成長軌道に乗せて欲しい、自らは月旅行に行くための訓練に忙しくなることやその先には再び...

米中対立と日韓対立

2019年9月8日 日曜日
さて世間の最近の話題としては米中対立と日韓対立でしょうか。そのせいで日中間は緊張緩和が進み、一方で米韓関係にも暗雲が立ち込めてきました。 日韓対立と違って、米中の対立は国民感情ではなく覇権争いが顕在化した訳ですので(決してトランプ政権だからではありません)、一時的には多少の妥協や小休止があっても長期的には深刻化する方向です。 覇権を脅かされた時の米国の苛烈な反応は80年代の日米通商摩擦...

長期戦略の策定

2019年8月31日 土曜日
この夏から秋にかけて、私は複数の長期戦略の策定支援プロジェクトに携わっています。 普段の弊社は新規事業の企画・開発およびその事業戦略策定の支援がメインで、その際の時間軸は通常3~5年程度です。 それに対し、長期戦略の場合には10年程度先まで見込みますので、このVUCA(Volatility=変動性・不安定さ、Uncertainty=不確実性・不確定さ、Complexity=複雑性、Am...

オフィス労働生産性を向上させるために(3)兼務数を減らし集中思考せよ

2019年8月21日 水曜日
付加価値に直結するような「集中思考」を要するクリエイティブな要素が強い仕事の場合、「兼務」のタスクが増えるほどパフォーマンスは落ちるのは当たり前。「兼務」の数を減らした上で、「集中思考」を阻害する会議・電話・メールを極力敬遠する工夫をするべきだ。   新規事業の企画・開発を支援する幣社の仕事のやり方は、顧問方式ではなくプロジェクトベースだ。すなわちクライアントが解決したい課題...

三陸の人たちのバイタリティに触れた旅

2019年8月12日 月曜日
先週、短いですがようやく夏休みを取ることができ、三陸海岸地方に行ってきました。この春に三陸鉄道の「リアス線」が全面開通したので、その記念ツアーに参加したのです(正直、国内旅行ツアーというものに個人で参加したことがなかったもので不安でしたが、料理もおいしく、参加者とも話を色々とでき、意外と楽しく過ごすことができました)。 目玉である三陸鉄道の開通部分(釜石-宮古間)は生活路線でもあり、出発の随...

セブンペイの「敗戦処理」と〇〇ペイの乱立

2019年8月4日 日曜日
セブンペイが9月末で廃止が決まりました。鳴り物入りでの登場、早々のトラブル発覚とお粗末な社長の謝罪会見、そして1ケ月での退場決断と、実に目まぐるしいですね。 随分と多額の投資だったはずですし、ポイント還元制度の決済サービス事業者としての登録もできなくなります。でも対策が後手に回り続け、これ以上サービスを続けるとセブンIDおよびセブン&アイ自体の信用に疑問符が付きかねないという苦渋の経営判断が...

宮迫&亮と吉本興行社長の記者会見を観て

2019年7月28日 日曜日
はっきり言って、掲題の記者会見に出ていた記者たちの質問力不足が無茶苦茶気になりましたね(もちろん5時間ずっと見ているほど暇じゃないので、ごく一部しか観ていませんけど)。 https://president.jp/articles/-/29459 質問にまともに向き合わない相手だということぐらい初めから分かっているはずなのに、準備が足らないのか、質問をはぐらかされてそれっきり。そこを突っ...

高齢者ドライバー対策は「自動ブレーキ搭載車両」専用免許では解決しない

2019年7月25日 木曜日
日本政府は「自動ブレーキ搭載車両のみ運転可能」という高齢者専用免許案を真剣に考えているらしいが、大多数のお年寄りにとって現実的な選択肢にはならないだろう。むしろニュージーランドのような「アメとムチ」の組み合わせこそが合理的で納得性が高く、しかも実際的な施策といえる。     日本では70歳以上の高齢ドライバーに対しては「高齢者講習」が運転免許更新時に義務付けら...