‘ビジネスモデル’ カテゴリーのアーカイブ


アパホテルの勇気ある決断と、それを素直に受け取れない連中

2020年6月28日 日曜日
日本最大規模のホテルチェーン、アパホテルはこの春、政府の要請に応え、新型コロナウイルス感染者のうち軽症や無症状の人の一時的療養先として、自社のホテルを提供しました。受け入れ先となったのは同社の旗艦ホテル「アパホテル&リゾート横浜ベイタワー」や開業前の「アパホテル&リゾート両国駅タワー」を含む、全国9棟のホテルです。 いずれも1棟丸ごとを貸し出すという形で、とても思い切った決断だったと思います...

戦略再構築を求められる観光業

2020年6月21日 日曜日
全国的に県外移動への制約はなくなりました。そしてほとんどの業種・業態の営業自粛が解除されました。飲食店の中でも接待を伴うクラブやスナック、さらにカラオケやライブハウスなども続々と営業再開が始まっています。プロ野球も無観客ながら公式戦が開幕され注目されています。 しかし同時に厳しい「感染防止策」を求められており、業種によってはなかなかシュールな光景も広がっています。 例えばクラブの中には...

再スタートに向かう飲食店や小規模企業、そしてベンチャーたち

2020年6月14日 日曜日
コロナ禍による緊急事態宣言の発令と解除、その中で恐る恐る街に繰り出して自粛期間のうっ憤を晴らそうとする人々と、それを横目で見て「第二波」を心配する人々。一挙に悪化した景気見通しに脅え、国内以上に海外市場の悪化に身構える大企業の経営者たち。目まぐるしく移り変わる事態に皆、振り回されています。その中でも生き残りに懸命なのが、中小・零細の事業者の人々です。 長い自粛期間を何とかサバイバルして店を再...

日産は何を間違えたのか

2020年5月4日 月曜日
さる2月13日に発表された日産自動車の第3四半期連結決算(2019年4~12月期)はかなり悲惨かつ冷酷なものでした。営業利益は前年同期比82.7%減の543億円で4年連続の減益となり、中間期に引き下げた通期予想も再び下方修正しました。 日産によりますと、第3四半期累計のグローバル販売台数は同8.1%減の369万7000台。内訳をみますと、中国はほぼ前年同期並みの109万1000台、日本は同6...

ならば楽天の負担で送料を無料化せよ

2020年2月24日 月曜日
公正取引委員会が通販サイト「楽天市場」を運営する楽天を独占禁止法違反(優越的地位の乱用)の疑いで立ち入り検査したそうです。 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200210/k10012279861000.html ネット通販業界首位の米アマゾンは原則2,000円以上買えば送料無料です。それに対し楽天市場では現在、出店者ごとに送料や、無料となる条件が異...

OYOのAIと経営者はバカなの?

2020年2月17日 月曜日
インド発ホテルチェーンが設立したOYO Hotels & Homesの日本法人、OYO Hotel Japanが展開する「OYO Hotel」と、FC契約を結んだ中小ホテルとの間に契約トラブルが頻発しており、SB(ソフトバンク)グループが新たな火種を抱えています。 https://www.traicy.com/posts/20191225139791/ SBグループがバックに付いているとい...

「メルセデスが選ばれる理由」には意外なものもある

2019年12月8日 日曜日
自動車業界の人だけでなく一般の人でも「メルセデスが輸入車No.1である」ことは結構知られているかと思います。その理由は幾つかあります。   理由の一つでよく知られているのは、サプライ(供給)サイドの事情です。   輸入車ディーラートップのヤナセが、(VW本社が日本支社を設立したために)フォルクスワーゲンの独占輸入権を取り上げられた際に、(フォルクスワーゲ...

「ブラックフライデー」なる苦肉の策

2019年11月24日 日曜日
いろいろな会社や店から郵送DMや電子メールでのDMが毎日届きますが、この1週間くらいは幾つもの小売業者から「ブラックフライデー・セールス」なる文言でのセールスDMが自宅と自宅のパソコンによく届いていました。あなたの処へも届きませんでしたか?   この「ブラックフライデー」なるもの、あまり日本ではなじみがなかったイベントですよね。   ウィキペディアによる...

新規事業への異なる2つのアプローチ

2019年11月2日 土曜日
新規事業には大きく分けて2通りあり、それぞれの企画・開発のアプローチはまったくと言っていいほど異なります。 1つは、既に世の中に存在する製品・サービスのカテゴリーに対し、クライアント企業が新規事業として挑戦するケースで、この場合のアプローチは「競争戦略アプローチ」と呼ばれます。分析手法的にはかなり成熟しており、弊社が「選ばれる理由」と呼ぶロジックを明らかにすることがプロジェクトの中核です。 ...

ラグビーW杯のマーケティング

2019年10月28日 月曜日
週末はラグビーW杯の話題で我が家は持ち切りでした。先週末に日本チームが敗退したとはいえ、4強の顔ぶれからいって面白い試合が期待できたからです。その結果はともかく、とにかくここまで日本全国がラグビーで盛り上がっていることに感慨を覚えざるを得ません。 我々の世代になると、20数年前にあったラグビーの「第一次ブーム」が思い出されてなりません。松尾監督の下、平尾主将らが活躍して、日本チームが史上最強...