2017年2月 のアーカイブ


新技術に対する目利き力は明日の競争力を左右する

2017年2月23日 木曜日
昨日に続いて今日も地方の製造中小企業を続けて訪問した。ある一連のサービス仮説をぶつけて、そのニーズがありそうかどうかの反応を確かめるためだ。しかし今日はそれ以前の段階で、どうにも保守的な反応に出遭ってしまった。環境変化に応じて主たる顧客の分野をシフトしているという事業戦略を伺い、なるほどと思ったのも束の間、新しい技術に対する拒否反応を続けざまに聞いたのだ。YouTubeでの技術紹介やIoTによる新...

地方の現実、中小製造業の現実

2017年2月22日 水曜日
最近、ある大手企業のプロジェクトで地方の製造中小企業を続けて訪問している。目的としては将来的に生産性を上げる、または事業を拡大するためのサービスの仮説をぶつけて、その反応を確かめるためだ。とはいえ、現在まだ存在せず、(製品ではなく)目にも見えない「サービス」なので、ポンチ絵を見せるしかなく、どこまでイメージしていただけるのかは不安だらけではある。それはさておき、昨日は北関東を車で移動した。全国でも...

経営者が外国人だろうと日本人だろうと地元の発展には関係ない

2017年2月20日 月曜日
地方活性化をテーマとした幾つかの最近のプロジェクトで、「観光」は地方活性化の大きなファクターだ。特にインバウンド観光客の誘客が注目されている。日本列島のどこの自治体も、そのインパクトの大きさに惹きつけられているが、どうしたらよいのかの答えを持っているところは少ないのが実情だ。専門家と呼ばれる「町興しプロデューサ」たちも実はあまり確信がないようだ。そんな中、「外国人のことは外国人に訊け」とばかりに外...

外国人観光客は既に“コト消費”に向かっている

2017年2月17日 金曜日
中国からの旅行者による“爆買い”の熱気は既に過ぎ去り、大手免税店では売上が前年の半分近くの月もあるという。もっとも、この傾向は中国政府の「荷物持ち込み制限」などの規制の動きから予想されていた。それに外国人旅行者が減っている訳ではない。相変わらず増加中なのだ。彼らは“コト消費”に向かっているのだ。そんな中、品物ではなく体験=“コト”で再び外国人観光客の消費を呼び戻そうという動きが首都圏で進む。2月1...

コンサル業界は働き方改革をできるのか

2017年2月15日 水曜日
コンサルティング業界は今や人気業界の一つらしいが、その長時間労働の実態はあまり知られていないようだ。世の中で「働き方改革」が注目されている中、この業界でも真剣な取り組みが不可欠な時期に来ている。安倍政権が構造改革の柱として採り上げている「働き方改革」は産業界のホットテーマだ。とりわけ「長時間労働の是正」というのが喫緊の課題であり、学生らの就職先の選択においても大きな要素となっているだろう。そんな中...

文化大革命の実像の一端を示すドキュメンタリー

2017年2月10日 金曜日
文化大革命の実像はいかなるものだったのか。事実の発掘は中国では全く進んでいない。へたに発言すれば社会的生命のみならず物理的生命さえ奪われてしまうかも知れないのが、中国の怖さだ。そんな中、歴史を風化させてはならないと語り始めたのが、アメリカ在住の中国人たちである。その証言を伝えてくれたのが、昨年の12月23日に放送されたBS1スペシャル「文化大革命50年知られざる“負の連鎖”語り始めた在米中国人」で...

人工知能によるシンギュラリティをどう考えるか

2017年2月4日 土曜日
2月3日(金)に放送された“寺島実郎の未来先見塾~時代認識の副読本~「人工知能時代の光と影」”はなかなか見応えがあった。https://www.youtube.com/watch?v=_HH_LHvBa7Uゲストに日本のコンピュータ技術に創成期から関わり、人工知能を研究し続けている西垣通氏(東京経済大学コミュニケーション学部教授)を迎え、人工知能がもたらす可能性と危険性をはじめ、人工知能に関する深...

地方の中小製造業を訪ねて

2017年2月2日 木曜日
最近、地方の中小製造業の経営者の人たちにヒアリングする機会が続けてあった。その中で気になったのが彼らの投資意欲の弱さだ。たまたまかも知れないが、働き盛りの年齢でありながら多くは現状維持志向なのだ。町興しプロジェクトに関わる人たちの元気さを近頃見ているだけに対照的に感じた。決して現在の経済環境が悪い訳でもなく、景気の先行きを悲観的にみている訳でも、自社の競争力に関し弱気になっている訳でもなく、ただ漠...