2016年9月 のアーカイブ


小池都知事が変える政治の姿

2016年9月30日 金曜日
最近、ほぼ毎日、小池・東京都知事の動向がニュースを賑わしている。豊洲の盛り土問題や、オリンピック施設の整備予算見直しなどである。特に後者については小生も前から指摘していた通り、今までのやり方で行けば都の財政破綻につながりかねないので、小池氏の大胆な見直しには大賛成だ。そんな大忙しの小池知事がカンブリア宮殿に出演したのには驚いた。昨夜の放送である。http://www.tv-tokyo.co.jp/...

NIH症候群を制御せよ

2016年9月28日 水曜日
Not Invented Here 症候群(NIH症候群)とは、第三者が生み出した技術や製品もしくはアイディアを「ここで発明したものではない」という理由から無視・軽視または敬遠する症状を指す用語。もちろん、新規事業の開発時にも生じやすい。新規事業の発案元に関するアンケートに基づく記事を最近見つけた。それによると、新事業の発案者の7割近くは経営者であり、それに次いで事業部門長が半分近くを占めるそうだ...

縫製職人を活かす新しい仕組み「nutte」

2016年9月20日 火曜日
かつて日本全国にあった縫製工場。今は海外に仕事を奪われ、倒産した工場も多い。職人たちは仕事を失い別の仕事に就くか、個人で縫製の仕事を請け負うなどして生活を続けてきた。しかし個人でアパレルメーカーのサンプルの作成などで得られる収入だけでは生活すら厳しい状況だという。 現在そんな職人が、全国で20万人いるといわれている。その現状に目をつけたのが昨年創業した「nutte(ヌッテ)」だ。縫製職人と商品を作...

婿社長が体現する“伝統は革新の連続”

2016年9月19日 月曜日
伝統的な産業ほど革新を続けて今に至っている。この逆説的だが真を突いた説を改めて思い起こさせる事例に時折出会うことがある。9月10日に放映されたNHKの経済フロントラインの『未来人のコトバ』は、相模屋食料の社長、鳥越淳司さんをフィーチャーしていた。彼は前社長の娘婿として入社以来社業の改革を続け、2002年の入社当時は28億円だった売り上げを、2015年には7倍を超える200億円超にまで伸ばした凄腕だ...

アフガンの砂漠に用水路を建設した日本人医師

2016年9月16日 金曜日
先に挙げた『将校は、砂漠に木を植えた~インドに渡った隼戦闘隊員~』と少し似た話だが、現代の尊敬すべき日本人が紹介された番組を続けて観た。NHK Eテレで9月10日(土)に放送されたETV特集『武器ではなく 命の水を~医師・中村哲とアフガニスタン~』だ。アフガニスタンで干ばつと闘う日本人医師・中村哲(69)氏の話だ。http://www4.nhk.or.jp/etv21c/x/2016-09-10/...

営業改革を考える (12) 営業日報は本当に必要か?

2016年9月14日 水曜日
営業日報を書かせること自体が無駄になっているケースは、実は少なくない。しかし営業日報を廃止して有効な営業指導を機能させるためには、ある高いハードルを越える必要がある。営業改革における「課題」と「解決法」は基本的には個々の会社で異なるが、営業マンに日報を書かせている会社の場合、それを続けるべきかが論点になることが少なくない。というのも、営業日報をちゃんと書くには毎日1時間程度(人によっては1時間半以...

インド緑化に半生を捧げた男・杉山龍丸の生き様

2016年9月12日 月曜日
この夏はオリンピックと共に、様々な終戦前後や戦後の秘話に基づくドキュメンタリーもしくはドキュメンタリードラマが放送された。忙しさのため録画されたものをなかなか観ることができなかったが、少しずつ追いついている。特に人間性そのものに迫る良質な作品が多い。その一つがNHK BS1で7月23日(土)に再放送された『将校は、砂漠に木を植えた~インドに渡った隼戦闘隊員~』というドキュメンタリーだ。http:/...

砂利は今や貴重な資源

2016年9月9日 金曜日
建設用資材の運搬がメイン事業である運輸会社を親族が経営していたため、建設・物流関係の情報には割と身近である。東日本大震災と東京五輪のダブル需要で、この数年間の資材高騰と人手不足は高度成長期よりも酷いらしい。そんな中、さもありなんという情報に出会った。NHK総合「所さん大変ですよ」の9/8(木)に放送していた『ミステリー 一夜にして裏山が消えた!?』である。何とも怪しげなタイトルだが、実は大真面目そ...

ステータスの異なる3つの事業

2016年9月5日 月曜日
この夏はたまたまだが、3つの全くステータスの異なる事業の戦略を策定する仕事に平行して携わってきた。一つめは既存事業の見直し。本来の競争力からすればもっと高い収益を得てもおかしくないのにブレイクできない状況のままだった。シナジー効果の高い外部ビジネスとの提携関係を新たに模索し、さらに収益モデルにも多少手を入れることにはなりそうだが、最も期待効果の高い改革としては顧客アプローチを変えるという相対的に地...