2016年7月 のアーカイブ


「自力で歩きたい、座りたい」の願いを叶える技術

2016年7月29日 金曜日
日本の製造業が培ってきたものづくり技術は非常に高いレベルにあり、応用もできる。技術者たちの挑戦が、やり方次第で高齢者や先天性の障害を持つ人たちにとって希望のともしびとなりうる。このことを「歩行」というテーマに焦点を当てて紹介したのが7月26日放送の「ガイアの夜明け」の「自分の力で歩きたい...~患者を救う"極めた技術"~」だった。http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/bac...

新規事業における素朴な疑問(11) 部下に冒険させない管理職

2016年7月27日 水曜日
新しい事業や斬新な商品の企画を上申しようとすると、「もっと調査せよ。計画をブラッシュアップせよ」と何度もやり直しをさせる上司。彼らにこうした保守的な行動をとらせるものは何か。クルマと並んで戦後ニッポンの躍進とものづくり品質を代表した家電業界。その凋落振りを分析する研究論文や考察記事は過去にいくつも発行され、それぞれ非常に鋭い分析視点が示されている。例えば:https://www.jri.co.jp...

人は誰もが「ごちゃ混ぜ」の中で暮らしたい

2016年7月24日 日曜日
最近起きた最も衝撃的で凄惨な事件の一つが神奈川県の「津久井やまゆり園」での障碍者19人を殺害事件だ(亡くなった方々のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族にはお悔やみ申し上げます)。犯人が施設で働いていた男でありながら、事前に衆議院議長宛に犯行予告めいた手紙を出していたこと、そして緊急措置入院させられながら退院し、継続監視もないまま今回の犯行に至ったことなど、やりきれないことが重なっている。日本におけ...

大塚家具への誤解が収まるよう希望する

2016年7月20日 水曜日
ここ数日、以前に書いたコラム記事の関係で大塚家具の広報室の方と連絡し電話で話すことがあった。小生の記事の趣旨は理解できるし、大塚家具への応援の気持ちも感じられるが、記事の表現の一部が、今同社が受けている誤解を増長させかねないとのことだった。実はプロキシーファイト騒動(第一幕)の直後から、マスコミ報道やネット上でのコメントには「久美子社長の新しい方針とはIKEAなどに対抗して低価格普及商品を強化する...

テリーザ・メイ新英国首相の決意を感じた

2016年7月18日 月曜日
英国の新首相テリーザ・メイ氏の就任演説を聴いた。https://www.youtube.com/watch?v=GZeKiJ39bOQ慣例に基づき、首相官邸のダウニング街10番地前で行われたこの演説。「特権のある少数ではなく、すべての人にとって機能する英国を築く」という趣旨の所信表明だ。保守党の人ながら労働党のように、「少数の恵まれた人たちではなく、底辺の人々の気持ちをきちんと掬い上げる」と宣言し...

住宅リフォーム業界でも三方よしの関係が成り立つ秘訣を示す会社

2016年7月17日 日曜日
住宅機器販売店とメーカー、および工務店がその中核を占める住宅リフォーム業というのは摩訶不思議な業界だ。あまりに買手の立場を無視した儲け主義が横行しているだけでなく、詐欺師に限りなく近い胡散臭い連中がいまだに跋扈跳梁、いかにうまく手抜きするかで利益をねん出しようとする、ひどいやり方が横行している。そんな中、小さくとも誠実かつユニークなやり方で地域の信頼を勝ち取っている企業が紹介され、ほっとした。それ...

大塚親子は誰と、そして何を闘っているのか

2016年7月13日 水曜日
大塚家具を舞台にした「第一幕」、そして別々の会社として競う「第二幕」。いずれにおいても世間に溢れる「親子喧嘩」や「事業承継の失敗」といった見方は皮相に過ぎる。今や完全に別路線を歩もうとしている2人の経営者が率いる別々の「大塚」は、実は競合すらしていない。2015年の春に起きた大塚家具の経営権を巡る委任状争奪戦で、長女の久美子社長に敗れた創業者の大塚勝久氏。世間の注目を集めたこの「第一幕」の騒動には...

24時間訪問介護は介護離職歯止めの切り札になり得る

2016年7月8日 金曜日
介護離職。現代の日本において深刻な問題だ。誰もが自分の親を見捨てたくはない。同居の老親の要介護度が2以上に上がった段階で、家族の誰かが付きっ切りに近い状態を余儀なくされる。専業主婦の妻がいれば、彼女が世話をするというのが典型的な姿だろう。そうした「内部戦力」が居なければ、施設に入ってもらうか、夫婦のいずれかが職を辞めて自宅介護に専念するという決断をしなければいけないのが普通だ。いずれも苦渋の決断だ...

ソニーは再びAIBOを造ってくれるのか

2016年7月5日 火曜日
ソニーが家庭用ロボット事業に再参入するとのニュースを目にした。小生はずっとそうすべきだと公言してきただけに、事実なら本当に喜ばしい。長年の迷走の挙句ではあるが、正しい道に戻ろうとしている動きの一環だと信じたい。http://news.livedoor.com/article/detail/11719904/周知のように、同社は犬型ロボット「AIBO(アイボ)」を90年代に発売し、世界の先進国市場に...

日本人テロ犠牲者を悼む

2016年7月4日 月曜日
バングラデシュの首都・ダッカで日本人7名がテロ事件に巻き込まれ死亡した。遺族の方々には心よりお悔やみ申し上げたい。残念ながら数年前に警告していた事態が発生したと言わざるを得ない。http://www.insightnow.jp/article/7529一人救出されたのが不幸中の幸いですが、彼ら8人はJICAの海外支援事業の一環で現地にて調査を行っていた複数の建設コンサルティング会社の社員だそうだ。...