2013年3月 のアーカイブ


美容室向け「格安通販」は合理性を追求したビジネスモデル

2013年3月30日 土曜日
3月28日に放送された経済情報番組「Mプラス」(テレビ東京)では、先月東証に上場したビューティガレージが、「デフレはやめられない」という短期シリーズで紹介されていた。番組では創業以来二桁の伸びを続けているその躍進の主な理由を、独自ブランドを海外で生産し、中間マージンを排除した通販で、従来品の半分~4分の1程度の価格で商品を提供していることにあると分析。要は、プロを相手の通販ビジネスなのである。しか...

低迷経済・スペインの小売企業に企業経営の神髄をみた

2013年3月29日 金曜日
3月28日に放送された「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)の「GLOBAL WATCH」コーナーで、世界から経済が不安視されているスペインの2社が紹介されていた。低迷経済にあっても、企業戦略次第で好調な企業も存在しているということだ。1つはバレンシアにある大手スーパー「メルカドーナ」。同社は1年前に比べ7%の伸びを記録するなど順調そのもの。この店が行っている商品開発はかなりの顧客志向。来店...

“究極のリサイクル装置”に賭ける親子の夢

2013年3月27日 水曜日
3月24日放送の「夢の扉+」は「“不可能を可能に!”ゴミが資源に変わる~親子の絆が起こすリサイクル革命!」と題して、富山県の小さな会社が挑んだ“究極のリサイクル装置”開発の経緯を追ってくれた。主役は富山県滑川市にあるエムダイヤの会長・森誠一さんと、その息子で社長の森弘吉さん。光ケーブルや携帯電話、小型家電やタイヤなどの異素材の混合物は、これまで分離が難しく、埋め立てや焼却処分されてきた。それらを1...

「臭い」の解決アプローチに専門家の意地とセンスを観た

2013年3月26日 火曜日
「消臭」や「臭い対策」を巡る2つの別番組をたまたま続けて観て、そのアプローチの違いを楽しんだ。一つは3月23日(土)に「アジアの風 ~小さな挑戦者たち」(BSジャパン)で紹介された、株式会社ライフリングの消臭製品「ブリーズブロンズ」。靴下やタオル、さらにベッドシーツや肌着まで幅広く展開しているこのシリーズ、汗の臭いや体臭といったアンモニア臭を短時間で分解、減少率99%以上を誇る圧倒的な消臭機能を備...

「チャーハン専門店」のアイデンティティと地方展開

2013年3月24日 日曜日
3月22日(金)に「ワールドビジネスサテライト」(テレビ東京)で紹介されたチャーハン専門店「チャーハン王」。東京・新橋の新橋駅前にあるビルの地下、(目に付きやすいよう)わざと人気行列店の隣にオープンしたという。主なメニューとして提供しているのはチャーハンとスープがセットになっている「チャー王セット」だけという拘りがいい。ラーメン専門店などはもうフランチャイズが幾つもあるが、チャーハンはない。だから...

ドラマ「メイド・イン・ジャパン」が教えるもの

2013年3月23日 土曜日
1月最終週から3週連続で放送された、ドラマ「メイド・イン・ジャパン」を録画でまとめて観た。脚本・井上由美子、原作はないことになっているが、「メイド・イン・ジャパン 驕りの代償」(井上久男著)が発想のベースになっているとは思う(内容は直接には無関係)。あらすじは次の通り。日本を代表する家電メーカー・タクミ電機の業績が悪化し、倒産の危機をのりきるため、会長が社長(会長の息子)にも内緒で再建戦略室という...

電動三輪車を巡る戦いがアジアで始まる

2013年3月22日 金曜日
3月16日放送のドキュメンタリーWAVE「電動三輪車で飛躍せよ ~フィリピン 新市場をめぐる攻防~」は、フィリピン政府が取り組む一大プロジェクト、庶民の足トライシクル(三輪タクシー)のEV(電気自動車)化を取り上げ、そこに挑む日台中比のベンチャー企業の動きを追っていた。背景にあるのは、フィリピンの危機感だ。IMFによると、2012年のフィリピンの推定人口は約9700万人。17年には約1億700万人...

ロボット革命はパンドラの箱を空けるのか

2013年3月21日 木曜日
3月17日(日)に放送されたNHKスペシャルの「ロボット革命 人間を超えられるか」では、世界で急速に進行しているヒューマノイドと呼ばれる人型ロボットの開発・活用状況が紹介されていた。ヒューマノイド人間に細かく操作されなくても自分の判断で行動して、階段を上り道具を扱うことが特長で、これまで本格的な開発は、日本でしか行われていなかった。さすが鉄腕アトムの母国である。その適用対象としては工場などで動く産...

綺麗な水とBOPビジネスを作りだすニッポンの技術

2013年3月20日 水曜日
3月19日放送の「ガイヤの夜明け」は「世界の子供を救う!ニッポンの技術」というタイトル。水事情の極端に悪い途上国での取り組みを続ける水の浄化剤メーカー、日本ポリグルとその会長、小田兼利氏(72歳)の活動を紹介していた。安全な水を利用できない地域では川や池の汚れた水を飲用水として利用しているせいで、感染症などの病気になる確率も高くなる。そうした国では平均寿命は低く、子供の死亡率は高くなる。5歳未満の...

6次産業化とマーケティング

2013年3月17日 日曜日
3月5日放送の日経スペシャル「ガイヤの夜明け」(テレビ東京)「甦れ!三陸の水産業~漁師と企業の新たな挑戦~」は全国の農水産業および中小企業の課題を浮き彫りにしていた。それは最終需要者へのマーケティングである。津波で壊滅的な被害を受けた宮城県女川町を「ガイヤの夜明け」では三度も訪問取材している。今回はカキの養殖地、宮城県・牡鹿半島の狐崎浜(きつねざきまは)。この地のカキ養殖は震災で壊滅的被害を受け、...