米国大統領選を横目で見ながら、超多忙です

この春夏には随分忙しいと思っていましたが、秋口になってちょっと重いプロジェクトを立て続けに引き受けてしまったため、最近は「片づけても、片づけても、次の締め切りが迫ってくる」という、まるで「売れっ子漫画家」みたいな状態になっています。去年の夏もこんな状態でしたが、今年はその極端な期間が長いです。

「ちょっと重いプロジェクト」と言いましたが、引き受ける際にはそんなに重くなるはずではなかったのに、「これもお願いします」という追加を、それぞれのクライアントから泣きつかれてしまったのです(其々の事情を聞かされると弱いのです)。要は誰のせいでもなく、自業自得です。

私だけでなくうちのスタッフもほぼおんなじ状態なので、仕事を振ることもできません。お陰で、毎月せめて1件(本当は2件は欲しいといわれていますが)のペースでこなしているコラム記事も今月は休みです。

そんな最中に実施されようとしているのが米国大統領選です。コロナ禍で「密状態」を避けたい市民心理の現れか、期日前投票や郵便投票(これも期日前投票の一種ですが)がどんどん実施されている模様です。投票日の11/3が全米で暴風にでもならない限り、投票率は例年より相当跳ね上がりそうです。

現時点では勝敗の行方はまったくと言っていいほど分からなくなっています。一時期はバイデンがトランプを支持率で5~9%ほど離していましたが、トランプ陣営(トランプ本人に加え、家族で分担しています)が全米の激戦区を、コロナ禍をものともせず遊説しまくっており、各州での支持率も猛烈な追い上げを見せています。本当に「70代の病み上がり」とは思えない精力的な遊説活動ですし、こうしたタフガイを米国人は大好きなのです。

4年前の大失敗があるので現地メディアも支持率の事前調査方法を修正していますが、それでも「隠れトランプ」(トランプ支持者だけど電話調査にさえ公言できない人たち)が少なくないのと、そもそもの調査誤差が3%程度はあるため、今の両者の支持率差(ほぼ1~4%程度に収まっています)は多くの州で「誤差の範囲」なのだそうです。

ちなみにフロリダ州では既にトランプが逆転した模様です。さらにバイデンの「石油からのシフト」発言で、ペンシルバニア州やオハイオ州などもトランプに逆転の目が出てきました。何か4年前を彷彿とさせる状況です。いやー、目が離せない選挙戦になってきましたね。今回はきっと投票日直後にも結果が分からないので、来週もこんな感じなのかも知れません。

こうした話を、今日行った美容院で担当美容師のお兄ちゃんとしてきました(彼はこの2年で随分変わりました。管理職になったらしいのと、株式投資まで始めたらしいです)。周りの客と美容師はファッションや趣味、コロナ禍下での過ごし方、もしくは職場での愚痴を話している中、我々だけが浮いていましたが、結構盛り上がりました。

とはいえ、我々日本国民には投票権はないので、何もできはしません。しかも、どちらが勝ったからといって、我々の生活にどう影響するのかを分かっている訳でもありません。

でも日米の地政学的関係を長い目でみれば、そして米国に所縁のある個人としては、あと4年もトランプが米国のリーダーシップとソフトパワーを壊し続けるのは望ましいとは思えません。私の米国の友人たちはインテリなので同じ感触のようですが、半数以上の米国民が本当のところどう思っているのか、やがて明らかになります。半分ワクワク、半分こわごわ、といったところでしょうか。