東京五輪でのマラソン競技は夜間に実施すべし

このところリオ・オリンピックでの日本人選手の活躍に魅かれ、連日でテレビの前に釘付けになることが多い。普段はリアルタイムで観ることが滅多にないので、このイベントは特別なのだ。

その合間にお客さんとの打ち合わせなどに出かけているが、昼間の酷暑は殺人的だ。この炎天下で4年後は東京五輪大会をやって大丈夫なのか、と素朴に懸念する。

ちょうどTBSテレビの「報道特集」で「<特集>酷暑に豪雨…東京五輪は大丈夫?」というのをやっていた。とてもタイムリーな問題提起番組だと思う。
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特に大都市ならではの暑さを考えると、4年後の東京五輪では過酷な条件のマラソンレースになる可能性が大きい。さらに8月下旬に始まる東京パラリンピックの車いすマラソンは、照り返しの影響をもろに受ける。単に日向を歩くだけでも熱中症になりかねない気候なのだから、正気の沙汰ではないと思う。

照り返しの少ない道路に改修するだとか、沿道からミストを撒くだとか、小手先だけの対策が挙げられているのは知っているが、そんなものは「焼け石に水」である。マラソンのスタート時間を夜にするという現役アスリートで市民ランナーからの提案こそがもっともな対策だと思う。

しかし実際の競技スタート時間を決める要因になっているのは、米国のテレビ局のゴールデンタイムに合わせるなど、商業主義的な判断が最優先されているのが現実だ。「アスリートファースト」との言葉通り、競技者が競技しやすいように条件を整えていくよう、IOCおよびUSAのスポンサー放送局に圧力を掛けることこそが東京五輪組織委員会のミッションであると改めて指摘したい。

この番組の終盤、中高年の男性解説員?が「環境でいえば五輪誘致の際、安倍首相が述べた『アンダーコントロール』発言が物議をかもしたが福島第一原発事故の取り組みが根源的な問題だ」とコメントし何の解説もなかったが、実に唐突かつ関連不明だった。彼も鳥越氏と同じ老人性痴ほう症と思想を持つ自称ジャーナリストなのかも知れない。小生も原発反対派ではあるが、論理性を失った批判の「掛け逃げ」は迷惑でしかない。