「アンネの日記」破損事件は第2の「タイガーマスク現象」を生む

東京都西部地区の図書館で、「アンネの日記」やその関連図書が大量に切り取られる被害が相次いでいます。
http://www.j-cast.com/2014/02/20197314.html?p=all

少なくとも、杉並区で113冊、中野区で46冊、練馬区で41冊、新宿区で39冊、豊島区で5冊、それぞれ見つかっています。このほか、多摩地区の東京都市町村立図書館長協議会などによると、西東京市で10冊前後、東久留米市でも数冊が切り裂かれているとのことです。合計すると、少なくとも250冊は被害に遭っていたことになります。書店でも同様の被害があり、犯人の執念や手の込んだ組織的仕業が感じられます。

犯人たちの意図は不明ですが、一部のメディアや識者は日本の右傾化が背景にあるとかの憶測をしています。『ホロコーストはなかった&『アンネの日記』はフィクション』というような空想的な主張をするアホな連中が日本にも確かにいるようです。

しかしもっと穿った見方では、そうした日本の右傾化を非難し、日本を世界のユダヤ民族(そしてその影響が強い米国)から離反させるための根拠として(いわば「ヒトラーのドイツと組んでいた日本は民族差別主義者」と主張するため)、中国の工作員が暗躍しているかも知れません。事実、「日記破りは歴史否定の表れ」との中国政府の非難の声のオクターブが上がっているようです。
http://news4chineselove.blog.fc2.com/blog-entry-2018.html

しかし、そもそも「日本のサイトで『アンネの日記は(事実ではなく)小説だ』とする言論が大量に見いだされる」などという中国の主張は日本をナチスドイツと同一視させて陥れる「為にする」、虚偽以外のなにものでもないと思えます。そもそも日本の右翼は杉原千畝を誇りに思っており、ナチスの残虐行為を正当化または「空想だった」とする思想は彼らにはなさそうです。
http://blog.livedoor.jp/sokuhoujapan-news/archives/3851493.html

そして実際に起きていることは、そうした碌でもない連中(ナチス好きのイカレた奴ら、もしくは中国諜報員のいずれにせよ)の意図とは別に、日本社会の健全さを示すものです。被害を受けた図書館に対し、善意の寄贈があったのです。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014022702000145.html

誠に素晴らしい、誇り高い市民、日本らしい品性ある行動です。小生の見立てでは、こうした寄贈が急増するような気がします。