脱花粉症の切り札『無花粉スギ』の開発ストーリー

BPM

昨日TBS系で再放送された「夢の扉+(プラス)」は、弊社メルマガでも今月のお薦めとして紹介したもの。題して「花粉症を防ぐ切り札に! 花粉を飛散させない『無花粉スギ』開発」。
http://dogatch.jp/news/tbs/12522

今や国民病とも云われる花粉症。春が憂鬱な季節になってしまう人は少なくない。今回の番組は、脱花粉症の切り札とされる『無花粉スギ』を開発した人、富山県森林研究所・斎藤真己氏(41)の挑戦ストーリー。

富山市内で花粉が全く飛ばない1本のスギの木が偶然発見され、斎藤氏が所属していた大学院の農学研究室に共同研究が持ちかけられたことから始まった。斎藤氏は「花粉症患者の未来を変える」と直感。しかし学会での発表は「1本だけ見つかってもしょうがない」と無視された。そして彼は決意する。「絶対に世の中に役に立つ。何としても実現してみせる!」と。

そこからの斎藤氏の努力にはホント、頭が下がる。全国各地からスギの優良品種の花粉を330品種も取り寄せ、無花粉スギと1種ずつ交配。そして、遂に「無花粉になる遺伝子」を持つ品種を発見。9年の年月をかけて、運命の1本にたどり着く。そして林業にも適した優良で且つ無花粉のスギを、種子から大量生産する技術を全国で初めて確立。昨秋、植林にこぎ着けた。

その過程では、最初の発見者・平氏がこつこつと全国10万本のスギを調べて、15本の無花粉スギを発見した努力に背を押された、と斎藤氏はコメントしていた。お2人とも凄いとしか言いようがない。決して諦めることのない、“真の研究者としての尊敬に値する。斎藤氏は「やらなければ、何も変わらない」と短くコメントしていた。