箱根駅伝人気の凄まじさの一端を見た

ブログ社会制度、インフラ、社会ライフ

(この正月から文体を変更しています)

珍しく箱根駅伝の見物に出掛けました。小生は喪中の身分なので初詣にも行けず、買い物などもする気にならず、じゃあ暫く(10数年以上)見ていなかった箱根駅伝でも見ようと思い立ったのです。

自宅からは鶴見中継所が比較的近いので、早起きして電車を乗り継いで出掛けました。現場に近づいた時点でも気づいたのですが、予想到着時刻まで30分以上あるというのに、中継所周辺は既にかなりの人で埋まっていました。

「正月というのに、いや正月だからこそというべきか、皆さん暇だなぁ」というのが(自分を棚に挙げての)正直な感想でした。「はっきり言って、テレビ中継のほうがレース状況も各選手の表情も分かるのに」などと思いながらも、「でもやっぱり臨場感は違うよな」とも思いながら。

その後もどんどん人が増え、他の場所を探しに動くこともままならないほどになりました。ほとんど有名な神社での初詣ですね。

人ごみの中で揉まれながら待っているのに暇だったので、TV画像かインターネット中継のストリーム放送がないものかとスマホで探しましたが、これが全然見つかりません。数年前の箱根駅伝のサイトだったり個人の感想だらけのブログだったりと、見当違いの(屑)ウェブサイトしか検索に引っ掛かりません。グーグルって緊急のときにはあまり役立たないものだと実感しました。

色々やっているうちにラジオしか当てにならないようなので、そのアプリをスマオでダウンロードしました。こんなことでもなければ使わなかったアプリなので、今後も使わず仕舞いになるかも知れません。でもその場の役に立ち、先頭ランナーがどこら辺に差し掛かっているのか、鶴見中継所まであと何十分くらいで到着しそうなのか、逐一アナウンサーが伝えてくれます。ラジオっていざという時に役立つものと再認識しました。

そして肝心の選手たちが中継所にやってきました。え?それが最初の感想です。前に何列かいる人たちの首のすき間から見えたのは、とんでもなく速いスピードで駆け抜けていく選手の人影でした。先頭ランナーが過ぎて暫くして2人目、そのあとは次から次へと選手が来るのですが、あまりに速くて、撮影しようと頭の上にかざしたスマホの撮影スイッチを押すタイミングがよく分かりません。

中継所のほんの少し手前にいたので、きっと選手も疲れている分、よく見えるだろうと勝手に思い込んでいたのですが、とんでもない。全く当てが外れました。さすがアスリート達。実に感心しました。

あとで見た写真画像のほとんどは手ぶれか、選手ではなく沿道のギャラリーが主役のように写っていました。仕方ないので、facebookには中継所のアナウンサー達が映っている場面をアップしておきました(どうもしまらない…)。それにしても正月からスマホは大活躍で、1時間強のことなのに(往きにはフル充電だったのが)帰りには電池切れになっていました。

うーむ、次回からは中継所よりずっと後のほうに陣取り、タスキを渡す場面が写せるようなスポットを確保しないと意味がないことがよく分かりました。I’ve got a lesson.