宮迫&亮と吉本興行社長の記者会見を観て

ブログ社会制度、インフラ、社会ライフ

はっきり言って、掲題の記者会見に出ていた記者たちの質問力不足が無茶苦茶気になりましたね(もちろん5時間ずっと見ているほど暇じゃないので、ごく一部しか観ていませんけど)。

https://president.jp/articles/-/29459

質問にまともに向き合わない相手だということぐらい初めから分かっているはずなのに、準備が足らないのか、質問をはぐらかされてそれっきり。そこを突っ込めよ、と思います。アエラの記事はまるで社長のせいのように書いていますが、「かみ合わない」のは突っ込みもできない、その場にいた記者たちの力不足のせいです。情けない。

なんと5時間も掛けていながら、肝心なところを訊けていないのですから。

  • そもそもどうして問題を起こした芸人たちに(本人たちがやりたいと言っているのに)会見をさせなかったのか。
  • 「芸人たちを傷つけるのを恐れた」?そんなはずないでしょう、こんなふうに間を置いたら当人たちの立場はますます悪くなることは過去の不祥事で明白だ。
  • 「静観」させようとしたのは弁護士のサル知恵で、吉本興業側に探られたくない腹が色々とあるからじゃないのか。下手に飛び火させたくないからじゃないのか。

等々と色んな角度から突っ込んで質問をしてこそ、誤魔化そうとする意図を潰せるはず。

「パワハラ発言」についてもしかり。「冗談のつもりでした」「ああそうですか」で済ましたら報道機関も警察も弁護士も要らない。

「冗談のつもりだったら、『お前ら首にできるんだぞ』といった直後に『なーんてね、冗談、冗談だよ』などとフォローの一言を入れたんですよね?どうなんですか?」

くらいの突っ込みを入れろよ、と思いますよね。それがジャーナリストを名乗っている連中の最低限すべきことのはず。違いますかね?

「ちなみに不祥事を起こした側の宮迫&ロンブー亮の記者会見も同様。

「もらったか記憶がはっきりしなかった」「足代程度だと思っていた」などという見え透いた言い逃れに対し、

「えーっ、そんなに百万円ほどの金額をしょっちゅう色んな人達から貰っていたんですか、どれほど普段から闇営業が普通だったんですか?それともあの人たちとは友人なので、普段からそんな金額が『足代』なんすか?」「事務所を通してないですよね?税金の申告はどうしていたんですか?」

などと、突っ込みどころ満載だったのに。

ホントにあの記者会見に出ていた記者たちってジャーナリストって自称しているの?芸能記者ばかりだったんじゃないの?(彼らはいいの。芸人たちの身内だし、そもそもジャーナリストじゃないんだから、ねぇ?)

などと「突っ込み」を入れたくなりました。