個人もドラレコを装備することになった意味

ブログビジネスモデル

先日、新しく購入したルノー・メガーヌGTにドライブレコーダーを装着しました。ディーラーで用意している純正品は最新式でないので、ホントに久し振りにカーショップに行き、最新の製品を取り付けてもらいました。

取り付け工事自体は2時間程度で、あとは位置調整や説明で30分ほどかけて、丁寧な仕事をしていただきました。Yellow Hatでは「外車の常時記録はできません」と断られたので、元々ディーラーだった人がいた関係でルノーに強いというAutoBacsでやっていただきました。さすがによい仕上げです。

装置自体の金額と同じくらいオプション(ケーブルなど)と(外車ゆえの高めの)取り付け料が掛かりましたが、満足です。

機能としては、前後の2カメラ型で常時録画ができ、衝突などのイベントの記録は上書きされない、駐車中も記録される、GPSデータ同時記録、夜間モード搭載、SDカードのメンテナンス(時々の初期化)不要など、まさに必要十分な高機能です。さすが日本製、細かい心配りです。

それにしてもこういうドラレコを個人で付ける人が急増しているとのこと、やはりあの「高速道路あおり運転事件」の影響が大きい模様です。さもありなん、です。

直接、あおり運転の被害に遭った人はもちろん、そういう連中が跋扈していることを話に聞いて、「恐ろしい、そんな目に遭ったらどうしよう」「何とか証拠を残しておけるようにしたい」「そうすれば抑制効果もあるはず」と考えたでしょうね。私もそうです。

もしそんな悪質ドライバーに遭遇したら、従来だったら逃げることで精一杯で、相手の車両番号と顔をスマホで撮って後で警察に被害届を出すとまで頭が回らないでしょう(運転手一人なら、思いついても実行不可能です)。でもドラレコを装着していれば自動的に撮れているので、すぐに警察に駆け込めばいいのです。

さて話は変わりますが、私は実はドラレコについてそこそこ詳しかったのですが、昨今の技術進化のせいで今の製品の最新機能には感心しきりでした(ただし運転支援機能はクルマに高機能なものが付いているのでまったく不要です)。

元々ドラレコは商用向けで発達してきた経緯があり、一部のマニアかJAF会員の一部しか装着していませんでした。それが安い海外製品が流入してきて個人用にも十分使えるコストパフォーマンスになったことでかなり普及が進んでいました。そこに今回の事故と裁判報道で、一挙に普及が進んだようです。

自分で自分の身を守る気風が浸透してきたと考えるといいことなのか、それともそれだけ悪質ドライバーが野放しにされていた証拠なのか…。ちょっと複雑な気持ちになりますね。