テリーザ・メイ新英国首相の決意を感じた

グローバル

英国の新首相テリーザ・メイ氏の就任演説を聴いた。
https://www.youtube.com/watch?v=GZeKiJ39bOQ

慣例に基づき、首相官邸のダウニング街10番地前で行われたこの演説。「特権のある少数ではなく、すべての人にとって機能する英国を築く」という趣旨の所信表明だ。保守党の人ながら労働党のように、「少数の恵まれた人たちではなく、底辺の人々の気持ちをきちんと掬い上げる」と宣言した。

非常に簡明で、国難に立ち向かう使命感のみなぎった、とても素晴らしい演説。さすが世界的政治家を輩出してきた英国のリーダーだ。内務相として安定した手腕を発揮し、保守党同僚のみならず多くの労働党政治家からも信頼されているという。

英国国民は国民投票では間違った選択をしたかも知れないが、もしこの新首相の下に団結することができれば、もしかしたらEU離脱に伴っても意外と比較的小さな経済的痛手に留まることに成功し、政治的にはむしろ独自の地歩を固めるかも知れないとさえ予感させる。大したものだ。