ソフトバンクのPepperの進化が待ち遠しい

ビジネスモデル

ソフトバンクが6月20日(土)から一般向けに販売を始めた人型ロボットPepper(ペッパー)が、販売開始から1分間で6月販売分(千台)が完売したそうです。やっぱり凄い人気です。

ご存じの通り、ペッパーはマイクやセンサーを使って人の感情を読み取り、それに対応して会話するのが特長です。ため息などでロボット自らの感情も表現できる(これは吉本仕込みの学習ソフトが入っています)ところが話題となり、注目されてきました。

でも本当にすごいのは、そのための人間の感情を表す反応をデータとしてクラウドに貯め込み、それを共有して、どんどん進化するところです。このあたりは昔のAIBOや他の人型ロボットと違うところですし、小生が注目している部分です。
http://www.softbank.jp/robot/special/pepper/

ちなみに気になるお値段は、本体価格21万3840円(税込)。アプリを利用するための基本プランや修理時の保険料は3年間の分割払いの場合、月々計2万6568円。本体を購入し、基本プラン、保険パックを契約した場合、総額108万3600円となるそうです。
http://www.softbank.jp/robot/price/

2月に開発者向けにWebと店頭で発売したときにもやはり約1分間で完売しています(300台)。Webは開始1分で販売予定数を超える申し込みがあったため、抽選による販売となったとのことです。

実はこのときには小生も購入を考えていたのですが、開発者向けということで諦めた経緯があります。今回も周りから説得されて購入申し込みはしていませんが、研究対象としてそして個人的に、興味は持っています。未来のビジネスの「相棒」のひな形となるかも知れない、そんな予感があります。