「愛顧化」のサイクルとネット時代の集客の考え方

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昨日、恒例の浦安市商工会議所主催による創業支援セミナーのマーケティング/戦略を担当しました(半日しゃべっていましたので、さすがに今日はちょっと疲れて、まったく仕事をしませんでした)。これで7~10年ほど続けている役割です(報酬は交通費と手間賃程度なので、ボランティアと割り切っています)。

 

今回は直前に知らされて日程的に余裕がなかった(通常は1月半ばに実施なのに今回は11月上旬)のと、事務局のほうでもメール連絡などできなかったらしく、本来は事前課題の3C分析を当日にやってもらうことになった等、珍しくちょっと直前にドタバタしました。

 

当日の進行は特に問題なかったのですが、毎度のことでワークショップの時間が随分少ないため、2セッションとも、半分くらいのチームが完成しない形になりました。さすがににわか仕立てのチームではテンポよく進めるのは難しいですね。とはいえ発表していただいた2チームの内容は悪くなく、参加者全員に示唆深いものとなっていました。

 

今回も最後の仕上げの部分で「愛顧化」のサイクルについて伝えました。そして最後のWSにおいて毎年感じることで、今回も気になったことを伝えました。皆さん、スモールビジネスとして立ち上げようとしている意識が強すぎて、どのチームも集客のためのプロモーションにカネを掛けな過ぎの傾向が強いと言えます。

 

でもいくらアイディアがよくても、見込み客を集めるところでもたついていると後追いの競合にひっくり返されるリスクが高まること、よく肝に銘じるべきです。

 

集客には「何人の見込み客が必要なのか」「それをどれほどの期間に集めるべきか」「そのためにはどういったプロモーション戦略で臨むべきか」など考え、それなりの集客コストを掛けるべきなのです。そしてネットの発達のおかげで、少し昔に比べそれが随分と割安にできるようになっているのです。

 

講義の中でもコメントしておきましたが、伝わったでしょうか?